2017年4月10日月曜日

ビル・ゲイツのポートフォリオを覗いてみる 世界一の金持ち気分になろう

はじめに


皆さんお金は好きですか?私はもちろん大好きです、好きだからこそ株式投資なんてものをやっているのです。目指すは大金持ちというわけではないのですが、多くお金がある分には困らないもの。

我々が金持ちになるにはどうしたらよいでしょうか?何事を始めるにもまずは先人の教えを学ぶ、まねることが近道ではないかと思います。金持ちになりたいのなら金持ちの真似をすればよいそんな発想を持ったことはありませんか?

金持ち業界の中でトップを走る方を皆さんはご存知でしょうか?

まぁ世界一の金持ちビル・ゲイツ(Bill Gates)をご存じない方はいないでしょう、Microsoftの創業者であり現在世界で最も多くの金融資産を持つ個人です。

この人のやり方をまねるにはまずMicrosoftのような企業を設立し、巨大な企業まで成長させなければなりません。

さすがにそんなことのできる才能を持ったひとがこんなブログを見に来るはずがないので、なかなかまねることは難しいと思いますが、ビル・ゲイツの資産の中身を少し参考にしてみましょう。


ボストンにあるビル・ゲイツの名言の記念碑
“Never before in history has innovation offered promise of so much to so many in so short a time.”


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まずはじめにビル・ゲイツの資産の額をご存知ですか?ビル・ゲイツの資産はほとんどが株式なので日々資産額は変わってしまいますが、総額約860億$、日本円にして9兆円以上の資産を持つのです。


9兆円は札束にしたらどのくらいの体積になるでしょうか?


9兆円と言われても、どのくらいの価値なのかはっきり言ってわかりません、それぐらいのお金があったら何が出来るのでしょうか?9兆円でGoogle先生で調べてみるとどうやらAt&Tがタイムワーナーを買収した金額がそれぐらいのようです。

全米最大級の企業AT&Tが経営が傾くのでは?と言われるような額の資金を個人で持っているのですから驚きです。もちろんビル・ゲイツが9兆円を手に入れようと株を売れば市場は大混乱、多くの富が失われるでしょう。

まぁビル・ゲイツはウォーレン・バフェットと同じくお金を使うことをあまり良しとしない性格のようで、そのようなことは起こりえないでしょうが……

それはともかくこの世界一の金持ちビル・ゲイツは多くの株式を持っています。そのポートフォリオを覗いて参考にできないかというのが今回の記事の趣旨になります。

では早速見ていきましょう、このポートフォリオは2017年2月時点のものです。

Bill Gates' Portfolio

1.Crown Castle (CCI) 2.4%
2.Caterpillar (CAT) 5.5%
3.United Parcel Service (UPS) 2.7%
4.Wal-Mart (WMT) 4.2%
5.Coca-Cola FESMA (KOF) 2.1%
6.Warte Management (WM) 7.0%
7.Canadian National Railway (CNI) 6.1%
8.Walgreens Boots Alliance (WBA) 1.5%
9.Ecolab (ECL) 2.7%
10.FedEx (FDX) 3.0%
11.Grupo Televisa (TV) 1.9%

実際にはこれのさらに上にビル・ゲイツのポートフォリオの約4割をBerkshire Hathaway (BRK.H)が占めているのですがそちらを抜かしての順位になっています。

ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットは長者番付の1位と2位であり、二人合わせて資産は17兆円ほど、この二人がいれば国ぐらい簡単に作り上げそうな資産を持っています。最近Amazonの株価の上昇により2位がAmazonの創業者ジェフ・ベゾスと変わったそうですが、どちらにしろ世界的な大金持ちであることに変わりありません

このビル・ゲイツのポートフォリオの上位11社を占める会社を見て皆さんは何か感じることはあるでしょうか?

私が一番に思ったのはMicrosoftは持っていないのか?ということです、どうやらビル・ゲイツはMicrosoft株は保有しているものの売却を進め、その売却益をゲイツ財団を通じて難病撲滅のための寄付などに回しているようです。

ゲイツ財団とはビル・ゲイツとその妻メリンダによって2000年委創設された慈善基金団体で世界中の貧困撲滅などの活動を行っている団体です。ちなみにここにもウォーレン・バフェットは3兆円ほど寄付をしております。

世界トップの金持ち同士、どうやらウマが合うのかいろいろなところで関係が見られます。金は持っているだけでは意味がない、投資をするなりして金は有意義に使わなければならないということを世界で一番知っている人たちだからこそ気が合うのかもしれません。

少し脱線を始めたのでポートフォリオに戻ります。

このポートフォリオを見て私がほかに感じることは、ハイテク株がないということです。Microsoftの創業者がIT分野に疎いなんてことはあり得ないのですからなかなか面白い、本当の理由はわかりませんが長期投資を考えたときに移り変わりの激しいITよりもいわゆるオールドエコノミーを選考したのかもしれません。

さすがにあれだけ対立していたApple株を保有しているとは思いませんが、GoogleやIntel、IBMなんかを保有していてもおかしくないと思ったのですが見当たらないのは、このポートフォリオを見るまで全く知りませんでした。

このポートフォリオを作り上げたのはビル・ゲイツ本人ではなくMichael Larson(マイケル・ラーソン)という人物です。この人物についてあまり詳しい話を本などで読んだことがないのでいずれ読んでみたいと思います。

ネット情報で信頼性があまりないのですが(ネットで情報を公開している人が使う言葉ではないが…)高校を飛び級して21才でMBAを取得、その後M&Aのアドバイザーなどをした後、34才でビル・ゲイツに雇われそれ以来、現在のポジションにあるとのことです。

ちなみにあだ名は「the GatesKeeper」門番ならぬ、ゲイツキーパーと呼ばれているようです。


細かい中身を見ていきましょう。

まず1番目のCCIこれは前回の記事で紹介しましたのでそちらをご覧ください。もちろんこの記事を書こうと思った理由は、ビル・ゲイツのポートフォリオを見て興味を持ったことが一つの要因です。

2番目のCATは世界最大の建機メーカー、日本のコマツなどと同じく世界に重機を売っており中国の建設ラッシュで大きな利益を得ていました。現在は世界的な景気減速を受け株価はやや失速しましたがそれでも、世界最大の建機メーカーであることはゆるぎない業界トップ企業です。

面白いのはこのあたりから3、7、10あたりはすべて物流系の企業です。物を運びその運賃を収益とする企業です。あまり長期投資家の人気のある企業とは思っていませんでしたが考えてみれば、経済が成長すれば物流も発展します。

物流インフラにかかわる企業も安定的に成長が望める業界かもしれません、しかしAmazonのようにルールハックを仕掛ける企業もいますのでこれからの動向を確実に予想することは難しいかもしれません。

Amazonは既存の物流企業を通さずに自社のドローンを用いて配送するシステムの構築を目指してかなりの投資をしています、ドローンが荷物を空から持ってくるなんて本当にSF世界の到来が近いような気がします。

4、5、8あたりはそれなりに有名どころかもしれません、しかし5番目のKOFはなぜKOではないのかは気になります。KOFは中南米地域においてコカ・コーラなどの炭酸飲料を製造、販売する企業です。

実際のところはわかりませんが中南米の成長を見抜いてのこの選択だったのかもしれません、現在中南米などのスペイン語圏の人々が米国内で増え英語を話すことが出来ないアメリカ人が増大しています。

その辺の話にご興味あればサミュエル・ハンチントンの「分断されるアメリカ」をお読みください、ここではあまり触れません。



6番のWMは廃棄物処理サービスを提供する企業、9番のECLは外食産業やあヘルス産業向けに洗浄や消毒などのサービスを行うといった目立たないけれど企業活動の裏方を支えるような企業です。

どちらも日本ではほとんど知られていませんがどちらも10年以上の増配年数を誇る優良企業です。目立たないけれども必要な企業、面白くない企業に投資をしなさいといったのは
ピーターリンチだったかと思います。




上記の本は2~3年前に買ってから何度か読んでいますがとても良い本です、いきなり投資を始める前にこちらの本を読んでみるのもいいと思います。投資に派手さは要らない地道にやるのが近道だということを何度も強調しています。

最後の11番はメキシコのTV会社のようですが、正直に言えばなぜビル・ゲイツのポートフォリオの一角を占めるのかよくわかりませんでした、メキシコの人口増加に期待したということでしょうか?まだまだ分からないことも多く勉強が必要です。

最後に


ビル・ゲイツのポートフォリオはいかがだったでしょうか?ここから何を学ぶか、また何を感じるかは人それぞれだと思います。私は世界一の金持ちの資産は意外と地味だなというのが率直な感想です。

世界一でこれなのだから、世界何千万or何億?位の私なんてのはもっともっと地味でいいのです、珍しいもしくは成長できらきらした株はそれほど必要ないのかもしれません。

そうはいっても自分の楽しみのためにメインには据えずとも、グロース株も少しはポートフォリオに入れているのが私の悪いところかもしれません。持ち株でいうとV、ROLなどがグロース株に該当します、今のところどちらも20%以上の含み益を出してくれていますが……

ただしビル・ゲイツのポートフォリオを参考にするときは少し注意するべきところもあります。それは地味でもいいのは最初の投資資金がビル・ゲイツの場合は莫大であるため成長は必要ないと割り切ったからかもしれないということです。

どのようにこの情報を消化し自分の身にするか、今後の投資方針の決断は皆さんにお任せします。

この記事が皆さんのポートフォリオの構築の一助になれば幸いです。


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